貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイト
最終更新日 2023/8/16
貸金業務取扱主任者.com
Top page
Contents menu
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトのご利用案内
貸金業務取扱主任者資格試験の概要
貸金業法・出資法・利息制限法等
取引に関する法令・実務(民法・民事訴訟法・倒産法等)
資金需要者等の保護(個人情報保護法・消費者契約法等)
貸金業務に関する財務・会計
過去問題集
貸金業務取扱主任者資格試験のリンク集
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトの更新情報
管理者紹介
法律系資格総合サイト

テキスト
「合格教本」


Amazon:合格教本


過去問題集

Amazon:過去問題集


予想問題

第1回~第5回

Contact us

貸金業務取扱主任者資格試験攻略に関するお問い合わせ



◎ 令和4年度試験(第17回)過去問


 問題38

債務の引受けに関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 併存的債務引受の引受人は、債務者と連帯して、債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担する。

② 併存的債務引受は、債権者、債務者及び引受人となる者との三者間で契約を締結しなければ、その効力を生じない。

③ 免責的債務引受の引受人は、債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担し、債務者は、自己の債務を免れる。

④ 免責的債務引受の引受人は、債務者に対して求償権を取得しない。





 問題38 解答・解説

「債務の引受け」に関する問題です。


①:○(適切である)
 
併存的債務引受の引受人は、債務者と連帯して、債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担します。


②:×(適切でない)
 併存的債務引受は、
債権者と引受人となる者との契約によってすることができます。
 また、併存的債務引受は、債務者と引受人となる者との契約によってもすることができます。この場合において、併存的債務引受は、債権者が引受人となる者に対して承諾をした時に、その効力を生じます。
 よって、本肢は、「債権者、債務者及び引受人となる者との三者間」でとなっている部分が誤りです。


③:○(適切である)
 免責的債務引受の引受人は債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担し、
債務者は自己の債務を免れます


④:○(適切である)
 
免責的債務引受の引受人は、債務者に対して求償権を取得しません



正解:②



Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved